現地生産でブラジルと南米市場に対応
ボルグワーナーは、ブラジルのイタチーバにある製造工場で、ブラジルでのターボチャージャーの生産が500万台を超えたことを発表した。このマイルストーンは、燃焼、ハイブリッド、電気自動車においてクリーンで効率的な技術ソリューションを開発し、生産するという同社のコミットメントを強調している。
ボルグワーナー・ターボシステムズの社長兼ゼネラルマネージャであるRobin Kendrick氏は、次のように述べた。
「ボルグワーナーは、ブラジルで先進的な技術を生み出したことを誇りに思っている。そして、このマイルストーンは、最先端の技術と幅広いエンジニアリングの専門知識を誇る、我が社の生産ラインの重要性を示すものだ。我が社のターボチャージャーは、自動車メーカーが燃費、性能、効率要件を満たすのに役立つように設計されており、ブラジルの工場は、顧客に現地生産でのグローバルな専門知識を提供している。」(プレスリリースより引用)
ボルグワーナーの現地生産は、大手自動車メーカーとアフターマーケット、国内および輸出市場の両方に貢献している。工場で生産された500万台のターボチャージャーは、ブラジルと南米のすべての市場に対応している。
堅牢で高性能、高効率
ブラジルで製造されているのは、3気筒エンジン用の最初のフレックスターボチャージャー「B01ターボチャージャー」である。
この製品は、コンパクトな設計で、アルミニウム製のコンプレッサーホイール、最適化されたベアリングシステム、電気アクチュエータで制御されたウェイストゲートを搭載しており、騒音、振動、ハーシュネスを低減している。
また、摂氏1050度までの排気温度に耐える高度な材料を採用している。
ブラジルでのボルグワーナー
1975年に、約25人の従業員がサンパウロ州のカンピーナスにある工場で、商用トラック用のターボチャージャーを初めて生産した。
この工場は1999年にボルグワーナーに買収され、生産ラインと製品ラインが改善された。2013年には、サンパウロ市から80キロメートル離れたイタチーバに、新しい複合施設を建設して、元の施設を組み入れた。
21,000平方メートルの施設は、ブラジルの自動車部品工場として初めてLEEDのグリーンビル認証を取得した、エンジニアリング開発センターである。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
https://www.borgwarner.com/