デーナ、産業用自動車向け製品を発表

先月末、デーナは、中国上海にて開催された国際建設機械見本市「Bauma China2018」(11月27～30日)にて、地下採掘トラック、大型ホイールローダー、リーチスタッカーなど産業用自動車向け「Spicer Electrified」を発表した。

現在、製品は生産前試験段階にあり、来年末までに製品製造へ移行する予定である。

「Spicer Electrified」にはTM4製e-Hub Driveが使用され、車両用電化技術を活用したインテグレート・エレクトロメカニカルシステム(統合型電気機械システム)である。

e-Hub Driveは、アクスル製品「Spicer」の高い技術力と耐久性、「Brevini」の革新的な設計、TM4の電動モータ技術、デーナの制御技術が統合され、効率性は向上した。また、故障は減り、製品の信頼性が増した。

デーナ最高技術責任者クリストフ・ドミニアク(Christophe Dominiak)氏は、現場にて、オフ・ハイウェー車(オフハイロード車)が高い性能・能力を発揮することが、ハイブリッド・電気技術の真価であると述べる。

また、e-Hub Driveにより、世界中の苛酷な作業現場にて、迅速性・効率性の高いハイブリッド・電気技術を提供できると語る。

（画像はプレスリリースより）




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