サーマルマネジメントモジュールなどを展示
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーは、ドイツのフランクフルトで開催中のフランクフルトモーターショーにおいて、同社ブースをメルケル首相が訪問したことを、9月14日のプレスリリースで明らかにした。
同モーターショーでシェフラーは、新しいサーマルマネジメントモジュールを発表している。これにより、エンジンやトランスミッションの冷却回路が制御されるほか、電気駆動装置の冷却回路を制御することが可能となる。
また、環境に優しい自動車や車両部品のための製品開発にも力を入れている。ハイブリッド車やオール電化車のためのモジュラーシステムソリューションとして、新世代の「電動アクスル」もまた同モーターショーで展示されている。
首相は風力発電機の大規模ベアリングに注目
フランクフルトモーターショーを訪問したメルケル首相は、シェフラーの戦略である「将来のモビリティ」のための革新的なソリューションを、CEOのクラウス・ローゼンフェルドらと共に見学した。
シェフラーは自動車産業のサプライヤーとして、様々なドライブトレーンに合わせたソリューションの提供を行っている。また、環境に優しいモバイルエネルギーの使用に向け、幅広く対応する製品ポートフォリオを展開している。
メルケル首相は、再生可能なエネルギーとしてシェフラーが貢献している風力発電機の大規模なベアリングに強く興味を示した。シェフラーのころがり軸受は、ドイツの風力タービンに提供されている。
(画像はプレスリリースより)

シェフラー・プレスリリース
https://www.schaeffler.com/