フルハイブリッドや電気自動車のニーズに対応
燃焼、ハイブリッド車や電気自動車のためのクリーンで効率的な技術ソリューションのグローバルリーダーであるボルグワーナーは、世界的に推進システムへ移行していくことを予想している。
同社は、フルハイブリッドとバッテリー電気自動車(BEVS)のためのシステムに加えて、消費者の需要に対して、燃料効率や機能、性能を提供していく過程における重要なステップとして、48ボルトマイルドハイブリッド技術を提供している。
2015年にレミー・インターナショナルを買収し、今年後半にSEVCONを買収することを合意したボルグワーナーは、自動車業界において48ボルトマイルドハイブリッドのために利用可能な幅広い技術を開発してきた。
ボルグワーナーの最高経営責任者(CIO)であるJames R. Verrier氏は、次のように述べている。
「電化された車両の技術に関する需要と機会を得たことは業界にとってのターニングポイントです。我々は、48ボルトシステムは、よりクリーンでエネルギー効率の高い世界の最終目的地に我々を導く、大規模経済を提供すると信じています。我が社は、幅広い製品と深いシステム知識を駆使して、自動車メーカーが目標を迅速に達成できるよう尽力します。」(プレスリリースより引用)
最も効率的なエネルギーチャージ技術
ボルグワーナーは、2027年までに48ボルトシステムの年間生産量を約2,500万ユニットとして、世界のハイブリッド車市場の60%を占めることを期待している。
電気駆動コンプレッサー「eBooster」や一体型ベルトオルタネータスタータ「iBAS」などを含む、同社の48ボルトシステムソリューションは、よりパワフルで高い効率性と機能性を提供しながら、最も効率的な方法で廃エネルギーを利用する。
「eBooster」ソリューションの大量生産は、ダイムラーの最新3.0リッターガソリンエンジンを含む3つの世界的な自動車メーカーによって発売された革新的なシステムで現在強化されている。
ボルグワーナーの最高技術責任者(CTO)であるChristopher P. Thomas氏は、次のように説明した。
「複数の48ボルト製品の領域で動作させることによって、ボルグワーナーは個々の技術がシステムとして機能する方法を完成させることができます。我が社のエンジニアは、推進システムのニーズに対して、バッテリーの最も効率的なチャージへコンバートする最適制御戦略を決定するために、eBoosterやiBASを組み込んだ48ボルトシステムを開発しました。この結果、エンジンの適正化と、ターボチャージャーとドライブライン部品の最適なマッチングをもたらし、設置スペースや構造、設計、効率において、自動車メーカーにとって形勢を一変させる機会を作り出します。」(プレスリリースより引用)
燃焼・ハイブリッド、電気の様々な技術ソリューションを紹介
ボルグワーナーは、IAAフランクフルトモーターショーとミシガン州のElectric & Hybrid Vehicle Technology Expoにおいて、燃焼とハイブリッド、電気の技術、eBoosterとiBAS、軸内・軸外のP2モジュール、eAWD電気駆動モジュール、ワンウェイクラッチ、電動リアドライブモジュール(eRDMs)、電気モーター、パワーエレクトロニクスと効率的なトランスミッションなどを紹介する予定である。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
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