バス向けドライブアクスル「79000」を発表
メリトールは10月9日のプレスリリースにて、旧製品の3倍の寿命を持つトランジットバス向けである次世代型79000シングルリダクション・ドライブアクスルの発売の発表を行った。
この79000は2018年頭にOEMに提供予定である。
新製品79000の開発で耐久性アップ
北米のスペシャルティ・アンド・ディフェンス・オフハイウェイの本部長であるJoe Muscedere氏が以下のようにコメントした。
「北米輸送バスの負荷サイクルのために開発され、検証してきたドライブアスクル79000は、製品の耐久性が期待以上のものになった。79000は35フィートから60フィートのバス向けで、最も堅牢な単一減速ドライブアスクルであると確信している。」
メリトールの新しく開発されたアスクルは地方自治体の輸送車両の耐久性ガイドラインに適合するように設計されている。
連邦交通局の助成金プログラムの資金提供によって購入される交通バス向けのアクスルは、米国公共交通協会のガイドラインを満たす必要があり、アクスルの寿命は5年間で300,000マイルである。耐久性を3倍以上にすることで、車両寿命がくるまでに複数回交換する必要があったものが1度の交換ですむことになるだろう。
メリトールは79000の開発にOEMとエンドユーザーからのフィードバックを活用し、輸送業界のニーズ以上のものを開発するため、尽力してきた。新たに開発された79000は旧シリーズである71000を使用しているバスに容易に取り付けることができ、騒音レベルは71000と同等である。
交換間隔の延長など、メンテナンスおよび交換費用を大幅に削減することが可能になることに期待が高まる。
(画像はプレスリリースより)

メリトール プレスリリース
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