ヨーロッパの自動車メーカー向け部品を生産
HELLAは16日、リトアニアのカウナス地域に、新しいエレクトロニクス部品の生産工場を開設することを発表した。
新しい工場では、ヨーロッパの自動車メーカー向けのセンサーやアクチュエータ、制御モジュールを製造する予定であり、同社は、エレクトロニクス部品の増加する需要に対応し、世界的なプレゼンスを拡張したい考えだ。
拡張の第一段階では、新しい工場は7,000平方メートルの面積となり、250人の従業員が雇用される。投資額は3,000万ユーロ。工場の開設は2018年の中頃になる予定である。
HELLA、エレクトロニクス事業部門の執行役員であり、グローバルエレクトロニクス生産担当のGerold Lucas氏は、次のように述べた。
「リトアニアの新しい工場は、我が社のグローバル生産ネットワークという観点において、将来に向けた重要な根幹としての役割を果たします。我々は、ここリトアニアで、素晴らしい能力を持った従業員と強力なインフラストラクチャを備えた、優れた環境を提供します。」(プレスリリースより引用)
リトアニアも工場進出を歓迎
リトアニア経済省の非営利団体Invest LithuaniaのゼネラルマネージャーであるMantas Katinas氏は、リトアニアへの投資の重要性について、次のように述べた。
「世界をリードする有名な自動車サプライヤーであるHELLAが、リトアニアに新工場を開設することは、カウナス地域にとってだけでなく、リトアニアにとっても、全体的な産業立地としての強い契機となります。」(プレスリリースより引用)
新しい工場の起工式に参加したリトアニアの経済相や、リトアニアのドイツ大使館の常任委員も、この投資の妥当性について強調している。
(画像はプレスリリースより)

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