華域汽車系統と合併会社設立 電化パワートレインを開発・製造へ
自動車部品メーカーであるマグナインターナショナル(以下、マグナ)が、世界的な電化パワートレインの展開を拡大し、中国での展開も強化するため華域汽車系統(Huayu Automotive Systems Co., Ltd)と合併会社を設立すると、18日のプレスリリースで発表した。
マグナは、上海汽車集団(SAIC)のグループ会社である華域汽車系統と電化パワートレインを開発・製造する合併会社の設立に関して合意に至ったとしている。同日には、双方の社長が出席した合併契約書調印式典が開催されたことも明らかにした。
ドイツ自動車メーカーに納入へ 急成長の中国NEV市場にも
この合併会社は初めに、エレクトリックドライブ・パワートレインを製造し、ドイツの自動車メーカーに納入する予定だとしている。また、新エネルギー自動車(NEV)市場が急成長を続ける中国においても、電化パワートレイン・システムを投入していく。
マグナのドン・ウォーカーCEOは、
「華域汽車系統と協力することは、マグナ及び合併会社の中国市場における立場の強化にもつながり、将来的な成長や成功にも寄与すると考えている。」(プレスリリースより引用)
と述べた。
(画像はプレスリリースより)

Magna International プレスリリース
http://www.magna.com/