10月の終わりまでに点検と冬タイヤの装着を推奨
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるZFは、アフターマーケット部門により冬に向けた車両の適切な点検のヒントについて、10月17日のプレスリリースで伝えた。
滑りやすい冬の路面では、車の停止に10倍以上の距離が必要となる。ZFのアフターマーケット部門では、道路での安全性を高めるために毎年冬の点検を推奨しており、10月末までに適切な点検を行い冬タイヤに変更することを強く勧めている。
「ブレーキ」「ステアリング」「サスペンションシステム」は、安全には特に重要となり、誤作動なく完全に作動させることが冬道での安全には不可欠となる。ZFのアフターマーケットは、広範囲にわたるOE品質の提供により交通安全に貢献している。
寒冷地での運転に欠かせない適正なショックアブソーバー
冬タイヤへの交換時には、ブレーキ液やブレーキキャリパーのチェックを行いディスクの焼き入れを行う必要がある。高品質の洗浄液で洗浄後、ブレーキキャリパーの腐食などをチェックする。
また、ブレーキ液は定期的なチェックが欠かせない。液が少ない状態や汚染された状態で使用すると故障につながるため、最低でも2年ごとに交換する必要がある。侵入した水が凍ると作動に影響するため、ブレーキディスクのパッドも点検や交換が欠かせない。
寒い気候での運転には、完全に機能するショックアブソーバーが重要となる。ZFのアフターマーケットのエキスパートにより、適正なショックアブソーバーのチェックや交換を行うことで、滑りやすい路面も安心して走行できる。
(画像はプレスリリースより)

ZF・プレスリリース
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