新型モデル「ヒュンダイi30 N TCR」で2度目の参戦
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、新型モデル「ヒュンダイi30 N TCR」によりTCRヨーロピアン・トロフィーで、センセーショナルな勝利を記録したことを10月29日のプレスリリースで報じた。
ヒュンダイは、アドリア・インターナショナル・レースウェイで開催されたTCR最終戦へ、ガブリエル・タルキーニが新型モデル「ヒュンダイi30 N TCR」のドライバーとして参戦し、レース2で勝利を収めた。
暫定的なホモロゲーションにより参加しているヒュンダイは、10番グリッドからのスタートにもかかわらず、レース1では2位をレース2では1位を獲得し、「ヒュンダイi30 N TCR」が特別なパッケージであることを証明した。
最速タイムでプロジェクト初のポールポジション獲得
ヨコハマタイヤを採用しデビューした「ヒュンダイi30 N TCR」は、プラクティスセッションで2番手タイムを、予選では最速を記録しポールポジションを獲得するなど、TCR初参戦の前回同様、世界に「ヒュンダイi30 N TCR」の高いパフォーマンスを示した。
サーキットでのレース向けにヒュンダイが初めて開発を行ったシャーシは、ドライバーのガブリエル・タルキーニとの最速コンビとして、サーキットにおいて強烈な存在感を発揮した。
2.7キロメートルのアドリアサーキットでは不利となるエンジンパワーの95%制限と40kgの追加ウエイト搭載が課せられたヒュンダイだが、経験豊富なガブリエル・タルキーニの巧みなプッシュにより素晴らしい記録を出すことができた。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/