ジェネシスブランドの車両プラットフォームパフォーマンスを向上
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、ジェネシスのアーキテクチャ開発において新たな副社長を任命したことを、10月31日のプレスリリースで明らかにした。同人事は11月1日から有効となる。
同社は、世界クラスの自動車開発に向け、車両開発のリソース強化を図る目的でFayez Abdul Rahman氏をジェネシスのアーキテクチャ開発部門の副社長へ任命した。同氏は、プラットフォーム統合のスペシャリストとしての手腕を高く評価され指名された。
Fayez Abdul Rahman氏は、ジェネシスブランドモデルのパフォーマンスと品質の向上に焦点を当て、将来的にヨーロッパ有数のプレミアムメーカーと競合することを目的とした、新しい車両のアーキテクチャ開発プロセスをリードしていく。
BMWの高級モデル開発における自動車工学の専門家
ジェネシスのアーキテクチャ開発において新たな副社長となる現在58歳のFayez Abdul Rahman氏は、ドイツ出身で1986年にCAD及びCASのエンジニアとしてBMWへ入社した。
1991年には車両コンセプト開発に着手し、1996年にはBMWのフラグシップモデルである7シリーズセダンのコンセプトプラニングとアーキテクチャ開発をリード。2001年から2008年まで、Xモデルに関しコンセプト及び製品ラインのアーキテクチャ開発に従事した。
さらに同氏は、2008年にM部門のマネージャーとしてブランド全体のアーキテクチャやパフォーマンスをリードし、2015年にはMスポーツなどのパフォーマンスや製品ラインにおけるMブランド全体の責任者も務めた。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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