デンソー、独占禁止法違反行為への免除を発表

デンソーは11月6日のプレスリリースにて、韓国での過去の取り引きにおいて、是正措置および課徴金賦課の免除が決定したと発表した。

これは過去に韓国子会社（デンソー・コリア・オートモティブ）を含め、その他関連会社が自動車用燃料ポンプおよび可変カムタイミングに関して、韓国の独占禁止法の違反があると嫌疑がかけられていた。

その後、韓国公正取引委員会から調査を受け、違反行為があると認定された。しかしながら、デンソーおよびデンソー子会社は積極的に調査に協力し、この行為を取りやめていたこともあり、減免申請を受理され、是正措置、課徴金賦課が免除されるに至った。

2010年2月にも米国司法省から米国子会社への独占禁止法の調査を受けており、デンソーは独占禁止法の遵守は重要なものであり、厳格化に力を入れてきた。デンソーは韓国、米国だけでなく、独占禁止法の遵守は重要なものと捉えており、現在は順法を徹底している。

今後も、独占禁止法の順法強化の徹底および再発防止に尽力し、顧客および関係者からの信頼を獲得していくと明言した。今後のデンソーの動向に注目が集まる。

（画像はデンソーのホームページより）




デンソー　プレスリリース
https://www.denso.com/