ティエリー・ヌービルは今シーズン4勝目
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、WRC世界ラリー選手権最終戦であるラリーオーストラリアで、ティエリー・ヌービルが今シーズン自身4勝目をあげたことを、11月20日のプレスリリースで発表した。
豪雨の中行われた最終戦で、ヒュンダイチームは14のステージで勝利を獲得し、オーストラリアでの優勝はチーム初、シーズンを通しては4つ目となった。2016年に獲得した47のステージウィンは、今シーズンは91へと大幅に増加した。
また、優勝したティエリー・ヌービルとコドライバーのニコラス・ジルソウルは、ドライバーズチャンピオンシップでの2位獲得も決定した。
オーストラリアでの優勝とダブル表彰台はチーム初
3位は、当初2位を走行していたヤリ‐マティ・ラトバラがパワーステージでリタイアしたことにより、4位に付けていたヒュンダイチームのヘイデン・パッドンが獲得した。
また、ヒュンダイチームに参加し3戦目となったアンドレアス・ミケルセンは、土曜日に首位を走っていたもののアクシデントにより途中でのリタイアとなった。
2017年度のWRC世界ラリー選手権はシーズンを終了したが、チームはすでに2018年のWRC初戦であるラリーモンテカルロに向け取り組み始めた。シーズン開幕に先立ち、1月11日にイギリスでモータースポーツショーが開催される予定だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/