2020年からの排ガス規制に対応
自動車部品の大手サプライヤーであるフォルシアは11月29日、中国の上海に新たな研究開発センターを開設したと発表した。
開所式には納入先とサプライヤーの関係者、政府およびメディア関係者200人以上が招待された。
フォルシアの最高経営責任者であるPatrick Koller氏は次のように述べている。
「本日は、フォルシアの中国における事業活動において重要なマイルストーンである。2020年に適応される商用車の高い基準の排ガス規制に対応していくためには技術的なブレークスルーが必要であるが、この新施設はフォルシアの排ガス低減部品の開発能力に大きく貢献することになる。」
(プレスリリースより引用)
620名の従業員体制
この上海の閔行区にあるEUREKAインダストリアルパークに開設された研究開発センターは45,000平方メートルの規模となっており、350名のエンジニアを含め620名の従業員体制で乗用車および商用車用の最先端の排ガス低減部品を開発していくことになる。
排ガス低減事業は、20年以上前にフォルシアが中国で最初に行った事業活動であり、それ以来の順調な事業拡大により今日に至っている。
フォルシアの中国における事業活動は、戦略的な事業パートナーとその高品質な製品と高い技術力により、今後も高い成長目標を達成する原動力となると見込まれている。
現在、フォルシアは中国に1,000名のエンジニアを含め17,000名の従業員を雇用しており、48カ所の生産施設と4カ所の研究開発センターを保有している。
(画像はプレスリリースより)

フォルシア プレスリリース
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