駐車の間に充電
ドイツの自動車部品サプライヤー大手のコンチネンタルは13日、電気自動車をワイヤレスで充電できる新ステムを発表した。
このシステムは道路に埋め込んだパッドの上に電気自動車を停車するだけで、電磁誘導でバッテリーを車両のバッテリーを充電するというものであり、実用化されればユーザーはプラグをさすなどの充電にかかる手間を大幅に省くことができるようになる。
この新技術は、来年1月9日から米国ラスベガスで開催される国際家電見本市(以下、CES)に展示される予定であり、まだ詳細は明らかにされていないが、充電コイルを取り付けた車両を道路に埋め込まれた専用パッドの上に駐車するだけで充電される仕組みとなっている。
革新的なケーブル充電システムも展示
今回コンチネンタルは、CESにおいてこのワイヤレス充電システムに加え、ケーブルを使用したシステムを革新的に進化させた充電システムも併せて紹介する予定である。
この新ケーブルシステムを車両に搭載することで、あらゆる電圧の充電ステーションで充電することが可能となり、300キロの走行に必要な電気を、僅か10分間で急速充電できる。
またこのシステムを搭載した車両は、後付けアクセサリー無しで電気を使用するツールの電源としての役割も担うことが可能となっている。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/