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HELLA、カメラベースの運転支援システムのオープンプラットフォームを発表
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2018年1月16日 10:00
自律走行機能を備えたシステム更新も可能
HELLAは、子会社のHELLA Aglaiaが、自律運転の確立に向けて、カメラベースの運転支援システムのオープンプラットフォームを開発したことを発表した。
新しいソフトウェアシステムの市場投入は、2019年の予定。
HELLA AglaiaのマネージングディレクターであるKay Talmi氏は、次のように述べた。
「我々は、既存製品と比べて市場での差別化を可能にする、まったく新しいビジネスモデルを開発してきました。それらは現在、その後の段階で変更することのできないクローズドシステムとして利用可能となっています。ハードウェアとソフトウェアを分離する我が社のロジックは、自律運転という市場の動向に沿って我が社の地位を強化しながら、高いダイナミクスと柔軟性を顧客に提供するモジュラーシステムの実装を構成しています。」（プレスリリースより引用）
他社製品も含めた柔軟なアップグレードが実現
HELLA Aglaiaによって開発されたソフトウェアシステムは、特定のハードウェアに拘束されるのではなく、様々メーカーのプラットフォームのために柔軟に使用可能である。また、顧客は、ソフトウェアの更新によって新しく利用可能な機能を統合しながら、HELLAや他のプロバイダーによる部品と、様々なソフトウェア部品を組み合わせることができる。完全に統合された機能を持つクローズドシステムの顧客は、ソフトウェアパッケージ全体を購入する必要がある。そして、これまで含まれていなかった更新プログラム、例えば新しい交通標識や完全に新しい機能などが必要な場合、新しい製品を待つしか選択肢はない。
Talmi氏は、次のように説明した。
「オープンソフトウェアシステムを提供することによって、柔軟に個別でのアップグレードが可能になります。複雑で高度な深層学習方法に基づいた自動運転のための機能も備えているため、我が社のソフトウェアシステムは、自律運転段階を含む全ての開発段階に適応することができます。」（プレスリリースより引用）
インテリジェントな視覚センサシステムなどを展開
HELLA Aglaiaは、インテリジェントな視覚センサシステムのリーディング企業である。画像処理とソフトウェアソリューションを専門とする同社は、最近本社を拡張し、有名なCampus Ullsteinhausにある新しいオフィスビルに移転した。同社には現在約300人の従業員がおり、今後500人まで増加する予定である。
（画像はプレスリリースより）
HELLA Press Releases
http://www.hella.com/
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