新しいPlusコンパウンドを使用
コンチネンタルは、産業用トラック向けソリッドタイヤのポートフォリオを最適化し、より透明性を持って簡素に製品を選択することによる利点を顧客に提供したことを発表した。
「SC20+」「CS20+」「CSEasy SC20+」「SH12+」の4つのタイヤには、低い走行抵抗と高燃費の利点を兼ね備えた新しいPlusコンパウンドが使用されている。
コンチネンタル、商用車用特殊タイヤのマテリアルハンドリング担当製品ラインマネージャーであるJulian Alexander氏は、次のように説明した。
「Plusコンパウンドのおかげで、顧客は、将来的に、『SC20 Energy+』と『SC20 Mileage+』のどちらかを選択する必要はありません。我々は、特に外部環境におけるタイヤの製品寿命に関して、『CS20』と『CSEasySC20』 『SH12』の後継製品を大幅に改善することができました。」(プレスリリースより引用)
耐摩耗性が向上し長い製品寿命を提供
「SC20+」モデルは、従来製品のすべての利点を兼ね備えており、新しいPlusコンパウンドのおかげで、タイヤは、「SC20 Energy+」のような低い転がり抵抗と、「SC20 Mileage+」のような高燃費を提供している。その結果、サービスとメンテナンスのコスト、さらにエネルギー使用量を低減することを実現した。
耐摩耗性を持つ「SC20+」は、舗装用スラブや石畳舗装のような不均一な表面において特に性能を発揮する。試行錯誤されたプロファイル設計により、高いトラクションが保証されている。
トレッドは、弾力性のあるコンパウンドによって、パンクや傷に対して最大の耐性を提供しており、これにより、摩耗が低減し、タイヤの製品寿命が長くなる。このタイヤは、インドアとアウトドア両方の環境において、集中的に使用されるのに適している。
また、「CS20+」は、汎用性の高い製品であり、閉じたタイヤ側面は振動を最小限に抑え、走行時に可能な限り高い静粛性を保証している。連続したトレッドブロックは、トレッドスリップを防止し、転回操作が行われるタイトに曲がったターニングサークルにおいて、安定性に優れた横方向の道路接触を提供する。
新しいコンパウンドのおかげで、タイヤは長い走行距離が可能となり、倉庫での使用や、操作性を必要とするハードで均一なその他の路面における使用に適している。
取り付けが簡単でコスト削減
「CSEasy SC20+」モデルは、特別なアダプターにより、「SC20+」の利点を提供するだけでなく、六角キーのおかげで取り付けが簡単になっている。これにより、第三者による取り付けサービスの必要性がなくなり、時間とコストの大幅な削減につながる。
新しいPlusコンパウンドとアダプターは、使用中のタイヤの発熱を大幅に低減しており、これにより、タイヤはより高い耐性と向上した耐久性を提供している。新しいPlusコンパウンド製品ラインのすべてのタイヤと同様に、新しいコンパウンドは、タイヤの転がり抵抗を向上させ、走行距離を伸ばす。その結果、インドアとアウトドアにおける大型車による使用に適している。
また、トレッドレススリックタイヤである「SH12+」は、外部からの傷やダメージに対する高い耐性を持ち、快適性と利便性に優れており、インドアでの使用、特にハードで滑らかな路面に適している。
コンチネンタルは初めて、Hannover Messeにおいて、タイヤセグメントの最新製品と開発技術を展示する。同社の中心技術やインテリジェントな主要テクノロジーとともに、新しいソリッドタイヤのポートフォリオと、タイヤ空気圧管理システムが紹介される予定である。
(画像はプレスリリースより)

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