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2025年06月06日(金)
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マグナ、コンポジットリフトゲート生産に向け合弁会社を設立

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マグナ、コンポジットリフトゲート生産に向け合弁会社を設立

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世界的な自動車メーカーのクロスオーバー車用
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は2日、GACの子会社であるGAC Component Co.Ltd(以下、GACC)と合弁会社を設立し、2018年後半から、世界的な自動車メーカーのクロスオーバー車用コンポジットリフトゲートを生産すると発表した。

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合弁会社は、中国の長沙市における55,900平方フィートの新しい施設を使用し、当初116人の従業員を雇用する。

マグナ・エクステリアの社長であるGrahame Burrow氏は、次のように述べた。
「自動車メーカーは、排出量削減のニーズに対応するための車両軽量化に向け、あらゆる機会を追求しているので、我々は高度な材料革新に対する大きな需要を見込んでいます。私は、リフトゲートやその他の軽量外装製品の将来的成長に大きなチャンスをもたらす、GACCとの合弁会社を設立したことを嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)

世界的にクロスオーバー車やスポーツユーティリティ車の需要が継続的に高いことから、軽量で完全にリサイクル可能なコンポジットリフトゲートは特に有益である。これらのリフトゲートモジュールは、鉄鋼製に比べて最大で25%軽量化を達成しており、完全な組み立て品として顧客に提供される。

軽量化で排出量削減に対応
複合材料は、深彫り加工とより鋭い半径によって、デザインの大きな柔軟性を実現している。マグナのフルシステム組み立てと配送のさらなる利点として、トータルリフトゲートモジュールの複雑性の低減、設備投資の削減、組み立て工場でのスループットの向上などがある。

Burrow氏は、次のように説明した。
「先進的な材料と製造技術におけるマグナの専門知識は、世界最大の自動車市場におけるGACCの深いつながりと組み合わされ、この戦略的なパートナーシップの強化を保証します。」(プレスリリースより引用)

この合弁会社が追加されたことでマグナは22,700人以上の従業員を擁し、中国において50の施設を展開する。

マグナは、2014年型日産ローグで、北米において、業界初となる、完全リサイクルの熱可塑性リフトゲートモジュールを生産している。さらに、今年の初めに、マグナは、アメリカで販売されている2018年のジープ・チェロキーで、最大の熱可塑性を持つリフトゲートを発売した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Magna International Press Releases
https://www.magna.com/


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