生産能力を拡大し需要増加に対応
ZF Friedrichshafen(以下、ZF)のE-モビリティ部門は、セルビアのパンチェヴォに新しい工場を建設し、エレクトロモビリティ製品の生産能力を拡大することを発表した。同社は、このプロジェクトに1億ユーロを投資している。
ZFの役員であり、エレクトロモビリティと生産の責任者であるMichael Hankel氏は、次のように述べた。
「我が社の電気モーターとオール電気ドライブの需要は、驚くほど増加しています。ハイブリッド車と、オール電気ドライブの車両は、将来的により確立されるようになるため、我々は、需要の増加に対応するために世界の生産ネットワークを適応させています。」(プレスリリースより引用)
様々なエレクトロモビリティ製品
パンチェヴォは、セルビアの首都であるベオグラードから北東へ14キロメートルに位置する都市。
新しい工場は20,000平方メートルの面積となり、建設は2018年6月に開始され、2019年に操業が開始される予定となっている。この工場では、電気モーター、ハイブリッドと電気ドライブのジェネレーター、トランスミッションのセレクターレバー、マイクロスイッチなどの生産に焦点を置くこととなる。
ZFは、この工場の建設に対し、トータルで1億ユーロ以上を投資している。長期的に、パンチェヴォの施設では、1,000人の従業員を雇用する予定である。
(画像はZF Friedrichshafenより)

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