ブローゼ、セルビアのパンチェボに新しい開発生産拠点を建設へ

ブローゼは、セルビアのベオグラード近くのパンチェボに新しい開発生産拠点を建設することとし、3月6日に定礎式が行われた。

この施設は22万平方メートルの面積となり、2021年夏から、冷却ファン用のドライブ部品と電子部品を量産する予定である。

ブローゼグループのエグゼクティブバイスプレジデントであるThomas Spangler氏は、次のように説明した。

パンチェボは、同社によってセルビアで最初の拠点であり、世界で9番目の電気ドライブ製品工場である。そして、同時に、開発センターと電子部品製造工場も建設することとなった。

今回の建設のために、1億2,000万ユーロの投資が株主により承認されており、同社は、電動モーターとドライブ部品、電子部品の受注で、2025年までにセルビアで約4億4,000万ユーロの売上高を期待している。

ブローゼグループの会長であるMichael Stoschek氏は、次のように強調した。

ブローゼは、ヨーロッパ全体の立地分析に従って、セルビアのパンチェボに建設することに決定した。工業都市であるパンチェボは、優秀な専門家を引き付ける強い可能性を持つ町として知られている。

また、近くのベオグラードには、いくつかの有名な大学がある。新しい拠点では、特にソフトウェアおよびハードウェアの開発者、システムエンジニアおよびプロジェクトエンジニア、および、生産や物流、管理、人事に関する従業員や責任者が必要となる。

Thomas Spangler氏は、セルビア政府の専門的な仕事ぶりと迅速な決定に謝意を示すとともに、今後数週間で大学との関係を強化すると言及した。

セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は、次のように述べた。

（画像はプレスリリースより）




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