新規購入者の90日間の支払猶予期間を設定 自宅業務も
ヒュンダイ自動車アメリカが、新型肺炎の影響と予防的措置に関する最新情報を、3月20日に発表した。
同社の全従業員は現在自宅で業務を遂行。新型肺炎の予防措置に関するCDCからの勧告を、全従業員に対して配布しているほか、本部など全ての施設の訪問者を制限し、トレーニングセンターでのトレーニングセッションも中止している。
また、新型「エラントラ」のワールドプレミアを無観客で実施するなど、イベントやプログラムのキャンセルや延期、内容の変更を行った。
アラバマ工場も稼働を停止 ディーラーへの財政支援も
アラバマ工場では、新型肺炎の感染拡大の影響から市場需要が低下することを予測し、自動車の生産停止を3月31日まで延長。スタッフの給与を全額支給することや、福利厚生の提供を決定した。
アメリカにおけるディーラーにおいては、定期的なコミュニケーションを行い、従業員と顧客の安全確保のため、CDCが推奨する企業が講じるべき予防措置事項を共有。同社が財政支援なども行う。
ディーラーは、地域コミュニティの状況を注視しながら、州・郡・市の条例に基づいて、適切に展開を進めていく方針だ。
(画像はヒュンダイ自動車 ホームページより)

ヒュンダイ自動車アメリカ プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3002