ジョージア州やアラバマ州などに寄付
起亜自動車アメリカは4月20日、ジョージア州の製造工場「KMMG」でフェイスシールドの生産を開始したと発表した。
同社は新型コロナウイルスの感染拡大で、個人用保護具(PPE)が全国的に不足している状況に対応するため、ジョージア州ウェストポイントの製造工場を用いて、フェイスシールドの生産を開始したことを明らかにした。
なお同工場で生産されたフェイスシールドは、ジョージア州、アラバマ州、ニューヨーク州、カリフォルニア州に寄付される予定である。
KMMGのボランティアによって月20万個製造が可能
フェイスシールドは、KMMGのボランティアの協力によって、月20万個の製造が可能。ワークステーションを配置、検温の実施、フェイスマスクや手袋を提供するなど、作業にあたるボランティアの安全確保に万全を期している。
今回のフェイスシールドの製造に必要な素材は、ミシガン州に拠点を置く「3-Dimensional Services Group」などを含めたベンダーから調達した。
そのほかにも、起亜自動車アメリカは、本部があるカリフォルニア州オレンジ郡の医療施設に、N95マスクと手袋の寄付も行っている。
(画像はプレスリリースより)

起亜自動車アメリカ プレスリリース
https://www.kiamedia.com/