ドライバーの快適性を追求する製品
コンチネンタルは、「ドイツデザインアワード2020」において、いくつかのモビリティ・ソリューションが受賞したと4月20日に発表した。
ダッシュボードの進化
ドイツデザインアワードは、ドイツデザインカウンシルの国際デザイン賞で、製品デザイン、コミュニケーション、設計など3つのカテゴリを設けており、毎年ユニークなデザイントレンドを評価している。
同社は今回の参加で、「優秀な製品デザイン」のカテゴリで「Morphing Controls」がWinnerを受賞。マルチ・ディスプレイシステム「Curved Plastic Lens Display」は入賞となった。
「Morphing Controls」は、3Dコントロールエレメントテクノロジーで、ダッシュボードの様々なボタンをシンプルにしながら、機能を実現したもの。
表面は合成皮革で、何も機能していないように見えるが、ドライバーの手が近づくと、LED照明が点灯。必要な機能が空間に現れ、対応する機能を操作できる仕組みだ。
マルチディスプレイを軽量化
もうひとつの「Curved Plastic Lens Display」は、プラスチックレンズで軽くコンパクト。走行状況や周辺環境を3Dで表示する。
車両とドライバー、乗客を統合するユーザーインターフェイスとしての役割を持ち、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
今回の受賞で同社は喜びを表明し、今後もユーザーのためのソリューション開発を継続していくと述べた。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/