新たな高性能車両モデル
4月20日、ヒュンダイ自動車は、湿式8速Nデュアルクラッチトランスミッション(N DCT)搭載の高性能車両「2020 Veloster N(ベロスターN)」を公開した。
Nデュアルクラッチトランスミッションの開発によって、オートマチックトランスミッションの利便性を備えたマニュアルトランスミッションの魅力的な体験を提供する。N デュアルクラッチトランスミッションをもって、新型ベロスターNは5.6秒間にて停止状態から時速100Kmまで加速できる。
快適な乗り心地、燃料効率、運転の楽しさを
新型ベロスターNは、爽快な運転の楽しさを提供できる設計となっている。ダブルクラッチを操作する電子アクチュエーターを兼ね備え、快適な乗り心地、燃料効率、運転の楽しさをもたらす。
乾式ダブルクラッチトランスミッションと異なり、湿式Nデュアルクラッチトランスミッションはオイルを用いて潤滑性能および冷却性能を大幅に改善させ、高トルク対応を可能にした。
「Nグリンシフト(NGS)」は、ターボチャージャーのオーバーブーストを可能にし、トルクを7%増加させ、36kgf‐m(重量キログラムメートル)から38.5kgf‐mまで向上した。トランスミッションの反応時間は20秒間で最大化し、最大性能を引き上げる。
スロットル90%以上での加速時には「Nパワーシフト(NPS)」が活用され、高段への変速により最大パワーが車輪に伝達し、トルク低下が緩和される。また、Nデュアルクラッチトランスミッションに「Nトラックセンスシフト(NTS)」を加え、ダイナミックな走行状況に適した変速を自動的に実現する。
合わせて、ベロスターNには、車両衝突回避システム(FCA)、ドライバー注意警告(DAW)、車線追従アシスト(LFA)、車線逸脱防止支援(LKA)、ハイミームアシスト(HBA)、後側方車両接近警報(BCW)、後部横断交通回避支援(RCCA)を含む、SmartSenseセーフティ技術が搭載される。
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
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