ホイールメーカーとの共同開発
ZFは9月10日、ホイール・メーカーのマキシオン・ホイールズ(Maxion Wheels)と共同開発した、完全統合型スマートホイールシステムを発表。商業・産業・農業などの大型車両に適している。
ホイールセンサーとテレマティクスを搭載
今回発表された「Smart Wheel Connectivity Solution」は、世界初のバッテリー駆動のホイールTAGセンサーだ。
インテリジェントセンサーがタイヤの空気圧や温度、ホイールの負荷、タイヤのパフォーマンスなど主要データをリアルタイムで取得・分析。通信システムのテレマティクスを加え、ドライバー、オペレーター、モビリティプロバイダなどに転送する。
各タイヤに取り付けられたセンサーを1つのTAGに統合することで全ての角度からのモニタリングを可能にし、潜在的な故障を検知。バス・トラック・農業危機など、様々な商用車に活用できる。
商用車両の安全性・効率性向上、コスト削減を
タイヤなどの性能維持や、定期的なメンテナンスの設定などが行えるようになるため、ドライバーと道路の安全性確保、フリートオペレーター・モビリティプロバイダの業務効率が向上し、コスト削減にもつなげることができる。
同社は2020年の前半にテストを完了し、市場への投入を目指している。
(画像はプレスリリースより)

ZFのプレスリリース
https://press.zf.com/releases/release_11139.html