ミシュラン、SMAGと設立
コンチネンタルは9月12日、タイヤ産業のマッピング・測量ソフトウェア・ソリューションRubberway(R)の開発に向け、ミシュランおよびSMAGと合併会社を設立すると発表した。
タイヤ産業のサステナビリティ戦略
同社と合併会社設立に協力するのは、タイヤとモビリティ関連で世界をリードするミシュランと、農産業向けビジネスのソフトウェア設計、および開発を行っているSMAG。
Rubberway(R)は、天然ゴムの上流工程から下流工程に至るまで、産業全体の環境・社会問題、企業責任など、サプライチェーンにおけるサステナビリティ戦略の慣行リスクをマッピング、評価するアプリケーションだ。
膨大で複雑化した天然ゴムのサプライチェーンのデータを収集し、タイヤ製造業者に提供。天然ゴム産業の持続可能性の特定・改善に役立てる。
事業開始は年内予定
同社がSMAGと開発したこのソリューションは、共同事業としてすでに2017年より稼働しており、タイ、インドネシア、ナイジェリア、ガーナ、ブラジルなど農産業の主要国で使用されている。
今回ミシュランが使用権を保持し、ユーザー体験を提供。独立したソリューションとして販売し、ほかのタイヤメーカー、自動車部品メーカーにアプリケーションの利用を促進する。3社での事業開始は2019年内を予定している。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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