ロボタクシーのテスト運転
コンチネンタルは、国際モーターショー「2019 International Motor Show (IAA)」(9月12~22日、ドイツ・フランクフルトで開催)にて、無人・自動運転ロボタクシー「CUbE」のテスト運転を開始した。デモトラックを設置し、来場者に無人・自動運転ロボタクシー「CUbE」によるアーバンモビリティエクスペリエンスを経験してもらう。
来場者は、「IAA」開催期間中、毎日、開場時間に「CUbE」の利用が可能となる。また、「CUbE」は自律走行するが、ボード上では、安全オペレーターが駆動システムを監視する。
コンチネンタルと仏イージーマイル社の共同開発
「CubE」には、コンチネンタルが仏イージーマイル社の初となる無人・自動運転シャトル「EZ10」をもとに開発した無人・自動運転技術向けプラットフォーム、イージーマイル社の無人運転ソフトウェアが採用されている。
「CubE」にはレーザーセンサー、カメラ、レーダーセンサーが搭載され、正確に場所を特定し、障害物や潜在的に危険な状況を瞬時に検知できる。また、電気駆動であり、エミッションフリーで環境に配慮されている。
コンチネンタルとイージーマイル社は、未来のモビリティの開発を進めている。ロボタクシーは環境に優しく、都市部の大気汚染は改善される。柔軟性・安全性を兼ね備え、交通事故リスクは減り、電気駆動であるゆえに走行音は静かである。多数の輸送作業に適し、今後、重要性は増す。
なお、「CubE」は大量生産の準備が整い、米国、日本、中国、シンガポール、ドイツといった世界各国にて利用可能であるという。
(画像はプレスリリースより)

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