遠隔操作で車両のロックを解除
コンチネンタルは、フランクフルトモーターショーで紹介された新型電気自動車のホンダeに、スマートフォンを使用した仮想キーを提供している。
これは、同社のスマートデバイス統合アクセスソリューションCoSmAにより、自動車産業のデジタル化を実証したもの。
My Honda+アプリを使用すると、Bluetooth Low Energy(BLE)を介して、遠隔操作で車両のロックを解除することができる。新型ホンダeは、ヨーロッパで2020年以降に利用可能になる。
Honda Motor Europe、自動車部門の汎欧州コネクティビティ事業のプロジェクトリーダーでありゼネラルマネージャーのShigeo Hamada氏は、次のように述べた。
「我々は、新型の電気自動車であるホンダeを発売することを楽しみにしている。ホンダは、新しいレベルの接続性を提供しており、デジタルキー機能は、卓越した利便性と新しい機能を顧客に提供する。」(プレスリリースより引用)
便利で安全なデジタルユーザー体験を提供
コンチネンタルのソリューションで、車両の所有者は、多数の仮想キーと同時に受け取ることができるため、例仮想キーを他のドライバーに送信することによって、例えば、家族や友達と車両を便利に共有することができる。
コンチネンタル、ボディ&セキュリティ事業ユニットとインフォテイメント&コネクティビティ事業ユニットのヘッドであるJohann Hiebl氏は、次のように述べた。
「新型ホンダeにおける我が社の統合CoSmAソリューションは、コネクティッドカーと自動車業界のデジタル化の時代における重要なマイルストーンを示している。我々がホンダeの所有者向けに完全なデジタルユーザー体験を実現するだけでなく、コンチネンタルのCoSmAと自動車メーカーが直接量産を行うのは今回が初めてとなる。」(プレスリリースより引用)
BLEのハードウェアに加えて、CoSmAは、キーが作成され安全に処理されるContinental.cloudにおいて、バックエンドキー管理を構成する。
CoSmAは、アンドロイドとアップルのスマートフォンで作動し、ハードウェアやスマートフォンの販売会社に限定されない。初期導入後、ホンダeは、ヨーロッパで2020年に利用可能になる。
(画像はプレスリリースより)

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