英国メーカーの株式取得を提案
グローバルテクノロジーグループ・Freudenberg(フロイデンベルク)が9月20日に発表したところによると、同社は英国のLow&Bonar PLC社に対し、株式100%取得を申し出たという。
スパンレイド不織布技術で品質向上へ
オファーが成立すれば同社は、テキスタイル分野を牽引するLow&Bonar PLC社の専門知識を活かし、スパンレイド不織布の品質向上、技術・活動領域の拡大を図ると述べている。
顧客にワンステップ・プロセスのソリューションを提案する中で、建築、インテリア、ホームテキスタイルでの素材に焦点を当て、より顧客のニーズに合わせてカスタマイズできるサービスを提供し、運営パフォーマンスを強化するのが目的だ。
テキスタイル分野の充実で顧客ニーズに対応
Low&Bonar PLC社はロンドンに本社を置き、1903年という長い歴史を持つテキスタイルメーカー。過去の会計年度では約3億5000万ポンド(現レートで約3億9,400万ユーロ)の売り上げを記録し、スパンレイド不織布市場をリードしている。
アジア、ヨーロッパ、北米に11の工場を持ち、特に米国と中国で成功を収めていることから、同社にとって理想的なパートナーだとしている。
(画像はプレスリリースより)

Freudenbergのプレスリリース
https://www.freudenberg.com/