ソーラーカー専用に設計された低燃費タイヤ
ブリヂストンは、同社が冠スポンサーである2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジに参加している32チームに、低燃費タイヤ技術を使用したソーラーカータイヤを供給している。
オーストラリアで2年に1回開催されているブリヂストンワールドソーラーチャレンジは、世界で最も重要なソーラーカーレースである。2019年のレースイベントは、10月13日に開始され、レーサーは約5日間にわたって、オーストラリアの北端であるダーウィンから南端のアデレードまで3,000キロメートルのコースで競争を行う。
レースに出場するチームに供給されるソーラーカータイヤ「ECOPIA with ologic」は、ブリヂストンの低燃費技術である「ologic」技術を使用した、ソーラーカー専用に設計された低燃費タイヤである。
「ECOPIA with ologic」タイヤは、転がり抵抗を低減するという特徴を持ちながら、必要な耐久性を確保している。ologic技術を使用したタイヤは、直径が広くて標準タイヤよりも幅が狭く、高いレベルの燃費と安全性を実現する形状となっている。
直径が広いと接地面の形状の変化が制限されて転がり抵抗が低減され、燃費の向上につながる。さらに、狭い形状は、運転中の空気抵抗を低減している。
ソーラーカーの開発で環境保護に貢献
このイベントのパートナーシップは、ブリヂストンのグローバルな社会的責任(CSR)のコミットメントである3つの優先分野、「Our Way to Serve」、「モビリティ」、「人と環境」とシームレスに連携している。
ブリヂストンワールドソーラーチャレンジは、ソーラーカーの開発に注力し、若いエンジニアを支援し、新しい電源である太陽光を使用しながら環境保護に貢献するという目的で、その哲学を具体化している。
ブリヂストングループは、人々の移動、生活、仕事、遊びの方法を改善するためにイノベーションと技術を使用している。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Americas Press Releases
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