アメリカをはじめ世界中に未来の輸送業のあり方を提案
ヒュンダイ自動車は10月28日、水素燃料電池トラック・コンセプト「HDC-6 NEPTUNE」などを北米国際オートショーで初公開したと発表した。
同社は北米国際オートショーで、水素燃料電池ヘビーデューティー・クラス8トラックの「HDC-6 NEPTUNE」と、グループ会社ヒュンダイトランスリードによる環境に優しい高性能冷蔵コンセプトトレーラー・ソリューション「HT Nitro ThermoTech」を初めて公開。
燃料電池技術の世界的リーダーである同社は、水素社会の実現に向けて乗用車以外の車両にも燃料電池技術を採用していくため、2018年12月に64億アメリカ・ドルの投資を行った。
燃料補給時間短縮などのメリットも スイス市場でも展開
大型トラックによる運送では、「HDC-6 NEPTUNE」のように水素燃料電池を採用することで、ガソリン燃料の補給もなく、燃料補給時間も短いため、全体的なコストの削減ができる。商用車業界への全く新しいユニークなソリューションとなることで、アメリカだけでなくグローバルアプローチも可能だ。
また、ヒュンダイ自動車はH2 Energy社とのジョイントベンチャーを設立し、2019年から2023年にかけて、1,600台の水素燃料電池大型トラックをスイスの商用車市場に展開する予定。そのため、同社はアメリカ市場における「HDC-6 NEPTUNE」の展開が、次の段階に進む重要なステップと考えている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ自動車 プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2896