起亜モーターインディアの生産工場
12月3日、ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車は、インド アーンドラ・プラデーシュ州のアナンタプル地区に起亜自動車のインド法人「起亜モーターインディア」の生産工場を正式に開設した。
なお、着工式は、2年前となる2017年第4四半期の建設開始に伴い、執り行われた。また、落成式には、アナンタプル地区の行政官をはじめ、行政・政府関係者が出席した。
メイド・イン・インディア製品の初拠点
アナンタプル地区にある起亜モーターインディアの生産工場は、起亜自動車にとって、メイド・イン・インディア製品の初の拠点となる。スモールSUV「Seltos」が生産され、将来的には、他モデルの生産も続く。生産能力の上限は年間約30万ユニットとなり、起亜自動車の総生産量を増やし、世界第5位となるインドの自動車市場に参入する。
起亜モーターインディアの生産工場に対して、起亜自動車は11億ドルを投資した。起亜自動車 最高経営責任者のハンウー・パク(Han-Woo Park)氏は、アナンタプル地区に初の生産工場を開設できたことは光栄であると述べる。
本格稼働に入り、成長するインドの自動車市場を支え、「Seltos」などのモデルを世界の主要地域の市場に対して輸出でき、長期的視野よりグローバルな生産ネットワークの重要部分になると補足する。
また、起亜モーターインディア取締役社長兼最高経営責任者のクォクヒョン・シム(Kookhyun Shim)氏は、メイド・イン・インディアの「Seltos」の受注は、3ヶ月前より受け付け始め、受注量よりインドにおいて4番目に大きい自動車メーカーとなったと述べる。
「Seltos」は、独特のデザイン性とインド市場向けにローカライズされた仕様より、インド市場において急速な成功をおさめさせたという。
(画像はプレスリリースより)

KIA
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