熱管理、コネクティビティ、電子スイッチシステムなど
エバスペヒャーは5日、2020月1日7日からラスベガスで開催されるCES2020で展示されるラストマイル輸送の先進技術である「MetroSnap」に熱管理、コネクティビティ、電子スイッチシステムのソリューションを提供したと発表した。
CES2018において、スイスのRinspeed社は、コンセプトカー「Snap」を初めて発表した。Snapは電動の自律走行車で、シャーシ「Skateboard」と各種ボディ「Pod」を、いつでも柔軟に組み合わせることができる。
また、このコンセプトはマイクロSnapの形式となり、最新のアプリケーション向けにさらに最適化された「MetroSnap」が開発された。
エバスペヒャーは、MetroSnap車両に2種類の熱管理ソリューションを供給している。6人乗りのPax-Podは、すばやく簡単に乗客が移動できるような設計になっており、省スペースの分割型エアコンシステムと、最新型の電動エアヒーターの組み合わせにより、1年を通して快適な室内温度を実現している。
また、Cargo-Podは、例えば、スーパーマーケットの配送車両やモバイルケータリング販売車として、商品の自動輸送が可能となっている。
エバスペヒャーの冷暖房付きコンテナは、社内の商品に最適な温度を提供する。トラクションバッテリーが負担にならず、より電気範囲を大きくするために、Podには、冷暖房システムに自動的にエネルギー供給を行う、エバスペヒャーのエネルギー貯蔵システムが装備されている。
自動運転車両における最先端の管理が可能
CargoとPax-Podにおける輸送管理の利点として、輸送会社が、エバスペヒャーのアプリを介して、システムについての重要な情報を見たり温度を制御したりできることや、車両の位置とエネルギー貯蔵システムの充電レベルについて表示するGPSトラッキングを使用できることが挙げられる。
また、自動運転安全スイッチ(ADSS)シリーズの高性能スイッチは、自律走行交通において必要な安全性を確実にする。
最大レベル5の自動運転レベルにおける高度な要件のために設計されており、車両が、すべての運転機能を引き継ぎ、安全に関連する機能のシームレスな動作を保証する。
(画像はプレスリリースより)

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