CES 2020で新開発の展示
コンチネンタルは12月10日、ラスベガスで開催されるCES 2020において、傷や損傷を検知する小型化された接触センサーシステムを発表すること明らかにした。接触状態や衝撃を区別し多目的用途の展開が期待できるアプリケーションだ。
様々な検知を行うセンサーシステム
同社が開発した車両接触センサーシステム(CoSSy)は、小型モジュールをインストールすると、低速の状態でも音声信号によって人や自転車などものの接触、車両周辺の障害物を検知し、車両を急停止させ事故防止に役立てることができる。
また駐車場などで発生する低速での接触事故、破壊行為などの検知、進路状況の監視、音声照合によるドライバー認識でのドア開閉、急接近する車両の発見、センサーによる車両との通信など、あらゆるシーンを想定した利用が考えられる。
幅広い機能に拡張できる可能性が
音声は長年にわたるクラッシュセンサーの知識を活かして、低速での接触に反応するシステムを開発した。
将来的には、空中からの音も検知・分析できる機能や、当て逃げなどでセンサーを鳴らすとカメラが起動し撮影する機能、破壊行為を予測し警告アラームとスマホへの情報送信を行う機能など、様々な組み合わせや拡張が考えられるとしている。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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