オフハイウェイおよび建設車両向けの熱管理ソリューション
12月11日、エバスペヒャーは、「ConExpo-CON/AGG 2020」(3月10~14日、米ラスベガス)にオフハイウェイおよび建設車両向けの熱管理ソリューションを出展すると発表した。
キャブ内を理想的な室温に
建設現場では気候や環境条件の影響を受け、外気温によって、建設車両用キャブ(運転室)の温度は大きく変わる。ドライバーの安全性・健康状態には、信頼性のある熱管理が非常に重要となる。
エバスペヒャー・カロリは、商用車および特殊車両向けのヒーティング・クライメットコントロール・換気システムの設計・生産に特化している。なお、エバスペヒャーは車両用空調システムの大手企業Kalori社(フランス)を買収している。
特殊車両キャブ向けに空気の流れ、HVAC(高圧交流送電)の開発を最適化し、「SIMULKA」ソフトウェアにより高品質、製品開発時間の短縮が実現される。製品範囲には、HVACシステム向け高電圧ソリューションおよび低電圧パッケージが含まれ、キャブの一定温度と最適な空気の流れを確実に保証する。
新たなエバポレーター「HK EVO4」ヘッドライナーは、特に過酷な環境、非常に高温に適している。非常に薄く、天井埋め込み式エアコンであるが、冷暖房の出力は10kWと高く、十分に広い運転室を暖め、冷やすことができる。
また、第三世代エアヒータ「Airtronic(エアトロニック)」により操作前にキャブは快適な室温にされ、ドライバーは理想的な室温下にて車両操作を開始できる。コンパクトなデザインであるために狭いスペースにも搭載できる。燃料にて稼働し、高い品質、長い製品寿命が特徴である。
(画像はプレスリリースより)

Eberspacher
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