コネクテッドカーの実用化に向けて
コンチネンタルは1月23日、車両用のデジタルソフトウェア統合を自動化するオンラインプラットフォーム・Continental Online Portalを開発していると発表。複雑化するアプリケーションの統合・自動化が急務となっている。
膨大で複雑な技術を統合するコンピューター
このオンライン・ポータルは、同社がシステムインテグレーターとなり、メーカーと協力しながら開発、設計と課題に取り組んでいる。
高性能コンピューターとして中央の情報通信プラットフォームとなり、自動車メーカーのハードウェアとソフトウェア、サードパーティーのソフトウェアを統合するというものだ。
開発・インストール・更新の自動化
制御システムや安全確保のためのデータなど、最大で50社の技術が搭載されている現在の車両は、膨大で複雑化している。
様々なアプリケーションのテスト、起こり得るエラーの修正など、ソフトウェアを統合するプロセスは手動で行われ、多くの時間が費やされている。
オンライン・ポータルによって新しい機能やツールのインストール、更新を自動化してプロセスを効率化。またミスによるエラーをなくし高い品質を維持することにもつながる。
車両情報やマニュアルなどを統合することで、自動車メーカーのプロジェクト参加者はポータルにアクセス、カスタマイズが可能。データは暗号化され、高いセキュリティを提供する。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/