バス・トラック・トレーラー用空気ばねシステムを製造
コンチネンタルは、ブラジルにおける空気ばねシステムの生産能力を拡大したことを発表した。
新しい施設では、商用車部門のオリジナル機器およびアフターマーケット事業に向けた空気ばねの製造が行われる。この拡張により、同社はブラジル市場でのプレゼンスを強化し、バス・トラック・トレーラー用の標準的な空気ばねシステムを1ヶ所で製造することとなる。
コンチネンタルの商用車向けアフターマーケット事業、エアースプリングシステムセグメントの責任者であるAlexander Papadimitriou氏は、次のように述べた。
「我々はブラジルの顧客に近接して、より迅速で効率的で製品を供給し、顧客をより効率的にサポートしている。特にアフターマーケットで、我々は、需要に非常に迅速かつ短時間で対応する必要があり、新しい生産能力がこれを保証する。」(プレスリリースより引用)
一方、オンサイトのプロジェクトマネージャーであるJulio Lopes氏は、「この地域の我が社の顧客は、地域で製造された高品質な製品を期待している。」と語った。
今回の拡張の目的は、商用車部門で大幅な売り上げ増加を達成することである。
高い堅牢性と低排出量の軽量ソリューション
さらに、Alexander Papadimitriou氏は、次のように説明した。
「現代のバスやトラック、トレーラーにおいて快適性と安全性が必要であることは、ブラジルの市場、特にオリジナル機器事業において顕著になってきている。この動向は、スペアパーツ事業においても、対応した波及効果を示している。」(プレスリリースより引用)
金属製リーフスプリングは、以前、ブラジル市場で広く使用されていた代替品であったが、需要はゴムやプラスチックで作られた空気ばねの方向にシフトし始めている。
Alexander Papadimitriou氏は、「非常に高い快適さと利便性によって、地元での需要が高くなっている。我が社のポートフォリオで、従来の製品と同等の堅牢性を維持しながら、排出量を削減する軽量ソリューションのための要件を確実にすることができる。」と付け加えた。
コンチネンタルはブラジルでの事業に実績があり、たとえば、南米市場向けの小型および大型商用車用のタイヤ、マニュアルとデジタルのタコグラフ、タコメーターディスプレイを製造している。
(画像はプレスリリースより)

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