コンチネンタル、BAUMA 2019に出展
コンチネンタルは3月18日、4月に開催される建設機械の見本市BAUMA 2019において、機械のガス排出を抑える効率的なソリューションを提案すると発表した。
機械のウォームアップを最小限に
これは、窒素酸化物の排出基準(NOx基準)への規制に備えたソリューション。現段階では建設現場まで規制は及んでいないものの、今後数年でトラックなどの道路走行車両には厳しい制限が行われると予想され、規制の対象が広がると見越しての提案だ。
困難なのは、排気システムを、NOx変換を開始する温度に達する前にできるだけ速く加熱することだという。ここで同社は2つのソリューションを提供。
2つのソリューションを提案
1つは金属基材を使用する「コンサーティーナ型折りたたみ技術」。傾斜金属CS基板を使用すると、約20%の質量減少を達成。乱流を発生させるCSフォイル構造は触媒の効率を改善するため、高価な貴金属量の使用を減らすという点で有利である。
もう1つの解決策は、燃料を混合管内に注入し、続いて触媒のすぐ上流で熱に触媒変換する方法。排気システムの全熱容量を加熱するのではなく、必要なポイントに焦点が当てられるため効率的だ。
これら2つの戦略を組み合わせての使用も可能だとしている。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/