500万個以上のユニットを製造
ブリヂストンは9日、ファイアストンタイヤを提供するファイアストン・インダストリアル・プロダクツ社(以下、FSIP)が、コスタリカでの事業開始10周年を迎えたことを報告した。
5月9日に、トゥリアルバにある生産工場において10周年の記念式典が開催され、トゥリアルバ市のLizbeth Barboza副市長、Dyalá Jiménez貿易省大臣、FSIPのEmily Poladian社長、トゥリアルバ工場のJosé Joaquín Hernández工場長が参列した。
FSIPは、コスタリカ大学、エスタタル・ア・ディスタンシア大学、国立学習研究所、コスタリカ工科大学などの高等教育機関や港に近いことから、トゥリアルバ地域に工場を開設した。
そして、タイヤ組み立て機械に使用されるエアダンパーおよび部品の製造を行っており、コスタリカにおける10年間の操業で、2,000万ドル以上を投資し500万個以上のユニットを製造している。
トゥリアルバ工場のゼネラルマネージャーであるJose Joaquin Hernandez Rojas市は、次のように述べた。
「大きな企業と力のあるコミュニティが協力し、我々は、従業員、友人、近隣住民、顧客、役員とともに、この記念日を祝うことを誇りに思う。我々は、トゥリアルバや地域、国に良い影響を与え、高品質の製品を届ける生産施設を作り上げた。」(プレスリリースより引用)
トゥリアルバ工場で同社が生産する製品の大部分は輸出用であり、残りの部分は地元のタイヤ製造工場で使用される。
質の高い雇用を提供し地域のエコシステムに貢献
また、貿易省大臣であるDyalá Jiménez氏は、次のように述べた。
「ファイアストンは、10年間にわたり、その事業による影響のためだけでなく、大都市圏以外の開発に対する貢献のために、コスタリカにとって重要なパートナーであった。そして、同社が事業本部としてコスタリカを信頼し続けるだけでなく、国全体に広がる人材を信用していることに感謝する。トゥリアルバ工場は、約175人の人々に質の高い雇用を提供するだけでなく、地域、地盤、現場を、高い生産性の可能性を持ったエコシステムに統合することを促進する。我々は心から10周年を祝福するとともに、これからもずっと一緒に進んでいきたいと思う。」(プレスリリースより引用)
ファイアストン工場は、その優れた運用によって、「ISO 9001」品質管理認証、エネルギーの効率的な管理に関する「ISO 50001」と、企業に環境管理計画を立てるよう求められている「ISO 14001」を取得することができた。
さらに、企業レベルで、FSIPは、国際的な自動車タスクフォース標準「IATF-16949」で、世界中の顧客により良い品質の製品を提供することを目的とした自動車メーカーと商工組合からなるグループとして認定されている。
同社はまた、環境と人員、モビリティの優先分野における持続可能性の戦略に焦点を置いた、ブリヂストンのグローバルな社会的責任である「Our Way to Serve」に従って運営されている。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Americas Press Releases
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