コンパクトかつ多用途性・多機能性
6月3日、エバスペヒャーは、多用途性かつ多機能性の車載用プログラマブル制御ユニット(CPU)を発表した。
プログラマブル制御ユニットにはモジュールデザインが採用され、6.3mmフラットコネクター付きプラグイン端子リレーとなっている。自動車の鍵よりも小さいうえ、多種多様な車種・モデルに対応できる。
費用対効果の高いソリューション
プログラマブル制御ユニットは、コンパクなサイズに加えて、可変的設計・プログラミングにより、付加的な車両機能の自動制御を可能にする。
乗用車や商用車では、室内照明の調光を介して走行の安全性を向上させる。一方、例えば、デリバリー・トラックでは、時間帯・天候・場所など周辺環境に応じて、積み荷の上げ下ろしに適した明るさに室内照明を調整し、作業の安全を確保する。
また、顧客ニーズに対応し、マイクロコントローラは、他アプリケーション、車種・モデル向けにプログラミングされる。将来的には、例えば、自律走行車の視覚的認識を補助する。自律走行車では、プログラマブル制御ユニットをゲートウェイとして使用することにより、車載通信CAN/LINを介して周辺環境と相互接続できる。
プログラマブル制御ユニットは、コンパクトかつ多用途性・多機能性であり、費用対効果の高いソリューションといえる。
(画像はプレスリリースより)

Eberspacher プレスリリース
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