管理ソフトウェアをバージョンアップ
コンチネンタルは6月4日、運搬車両におけるデジタルタコグラフ「DTCO 4.0」のVDO TIS-Webフリート管理システムの新バージョンを開発したと発表。アップデートとともに多数の分析機能を追加している。
あらゆるデータを一元管理
デジタルタコグラフの導入に伴い、タコグラフの暗号化技術が変更されている。同社ではTIS-Webオンラインソフトウェアの再プログラミングを行い、その性能に対応できる基盤を構築した。
車種、ドライバーの運転免許証と有効期限、メンテナンスの日付など基本データ、またドライバーの運転行動、運転残量時間などがリアルタイムで確認できるシステムに加え、運転手とのスケジュールや活動報告を行えるリマインダ機能がついている。
また、ドライバーの違反行為につながる行動やルートの逸脱などを検知し、警告することが可能だ。
ステップアップでは分析機能の追加も考慮
管理画面も再設計され、仕事に重要な情報が一目で確認できる見やすい画面と直感的な操作性を実現。スマートフォンやタブレットなどの端末も利用できる。新バージョンはDMMバージョン4.9から切り替えが必要で、現在発注を受け付けている。
同社では次のアップデートも開発中で、速度やRPM ファイルなどの幅広い統計を追加する予定だ。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/