オフロード(OTR)ラジアルタイヤの生産強化・拡大
6月11日、コンチネンタルは、商業用特殊タイヤ市場向けの製品ラインを増やす目的として、1億ユーロを投資し、ロウザード工場(ポルトガル)におけるオフロード(OTR)ラジアルタイヤの生産能力を強化・拡大すると発表した。
今後、ロウザード工場では、24インチ以上の港湾土木向けラジアルタイヤを生産する。また、100人以上の雇用機会が創出される見込みである。
取締役兼タイヤ事業部長のクリスチャン・クーツ (Christian Kötz)氏は、投資と生産能力の拡大により、タイヤ事業の成長戦略を継続できると述べる。
コンチネンタルにとって、港湾土木事業は商業用特殊タイヤ市場における重要な分野であり、新たな製品ラインは港湾土木事業およびOTR事業に対するコミットメントを反映するという。
生産・研究開発拠点として
ロウザード工場は2017年に操業を開始し、農耕用ラジアルタイヤを生産する。今回、農耕用タイヤ生産工場に隣接し、港湾土木向けラジアルタイヤ生産拠点を設ける。
最先端のタイヤ製造機械、自動装置が備わり、最先端のラジアルタイヤの生産を可能にする。フル稼働した場合、生産ラインは3ラインとなる。
合わせて、ロウザードの研究開発センターも拡大し、農耕用および港湾土木用ラジアルタイヤの連続性能・品質試験を実施する。
クーツ氏は、ロウザードをオフロード大型ラジアルタイヤの生産・研究開発拠点として強化し、最高効率プラントから研究開発センターへと進化させると述べる。
(画像はプレスリリースより)

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