HELLA、ミシガン州ノースビルに新しいアメリカ本社と技術センターを開設自動車業界ニュース

HELLA、ミシガン州ノースビルに新しいアメリカ本社と技術センターを開設

　2019年6月28日 04:00　

管理機能および製品開発・検証テスト機能も

HELLAは24日、ミシガン州ノースビルに、新しいアメリカ本社と技術センターを開設したと発表した。

これは、今までプリマス郡区にあったアメリカ本社に代わるもので、地域の2つの支社と統合して運営される。新しい施設は、約11万5,000平方フィートの面積を持つ2階構造の建物で、ISO 17025認証を取得し、電磁両立性（EMC）、振動、環境検証に関するテストを実行できる社内試験所を有している。

この施設はまた、業界最先端の測定技術を提供するカスタムメイドの配光測定器を備えたライティングトンネルも有しており、これは、IATF 16949およびISO／IEC 17025の認証を取得し、製品開発および検証テストをサポートすることが可能である。

HELLA、USAコーポレートセンターの社長であるSteve Lietaert氏は、次のように述べた。

「最先端の新しい本社の開設は、北米市場に対する我が社のコミットメントを確認するものであり、将来における際限のない機会に向けた扉を開けるものである。この施設は、オープンレイアウトと理想的なロケーションにより、効率性を最適化し、この地域でのリーチを拡大するために必要なスペース、接続性、およびリソースを提供している。」（プレスリリースより引用）

オープンコンセプトで働きやすい環境

新しい施設は、最新のオフィス機器を備えた、コラボレーションしやすく、柔軟性のあるオープンコンセプトの作業環境と、すべての従業員と顧客のニーズを満たす、数多くのフォーカスルームとミーティングスペースを備えている。

また、独自の照明器具とともに自然光に囲まれたこのスペースでは、フィットネスセンターやプラムマーケットのカフェテリアなどのアメニティも提供される。

この新しい本社施設は、購買、販売、情報管理、北米地域の財務および管理などの中心的な機能を提供し、さらには、電子製品と照明技術ソリューションの開発も行う。

HELLAは現在、この拠点に350人以上の従業員を有し、アメリカでは合計約800人の従業員が雇用されている。

（画像はプレスリリースより）