燃費を向上させ、環境にも優しいシステム
ヒュンダイは7月3日、世界初となる連続可変バルブデュレーション(Continuously Variable Valve Duration:CVVD)技術を開発したと発表。性能と燃費を向上させ、環境にも配慮している。
ドライブ性能、燃費効率、環境に配慮
今回同社が開発したエンジン技術は、運転状況に応じて、これまで一定であったバルブの開閉タイミングを調整することができるようになる。
エンジンの出力によって、負荷領域に応じたバルブ動作が最適となるように変化するため、燃費効率を5%、エンジン性能を4%向上させ、CO2排出量は12%減少させることができるという。
革新的な技術を、年内に搭載車両を量産化
また同エンジン技術を使ってSmartstream G1.6 T-GDiエンジン、27.0KGMのトルクを持つV4ガソリンターボユニットを発表。
この新しいパワートレインは、燃焼した排出ガスを冷却し再循環させる排気ガス再循環システムが採用されている。ユニットはエンジンの熱管理統合システムと、エンジンの低摩擦制を備えており、摩擦率を34%減らすという。
これらの技術は、2019年後半に販売されるHyundai Sonata Turboに搭載される予定だ。その後同社の別モデル、また起亜自動車にも順次搭載していく計画だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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