タイヤ空気圧の重要性
7月16日のプレスリリースにて、コンチネンタルは、タイヤ空気圧を定期的に測定するように推奨している。
タイヤ空気圧の定期的な測定は非常に重要であるが、タイヤ空気圧モニタリングシステムを装着している車両は少ないと指摘する。タイヤ空気圧を測定することにより、運転の安全性は確保される。ハンドリングの快適性が向上し、燃焼消費は改善される。また、タイヤ空気圧は、車載積載量に応じて調整する必要がある、
ヨーロッパにおける新しい法規制
欧州委員会は、2012年に全ての新モデルを対象に、2014年には全ての新車を対象に、タイヤ空気圧モニタリングシステムの装着を義務付ける法案を可決した。
タイヤ空気圧モニタリングシステムの義務化より9年が経過したが、タイヤインフレガスでさえも、タイヤを突き刺す釘など異物を起因としたスローパンクチャー(走行中に徐々に空気が漏れて最終的にパンクに至る現象)に対する保護はない。
安全性・快適性の減少
タイヤ空気圧の不足が未検知である場合、タイヤの損失を引き起こし、適度な速度での走行時でさえも危険な状況に陥る。
走行時、リムやバルブから徐々にタイヤの空気が漏れると、タイヤの摩耗と転がり抵抗が増す。燃料消費量は増加し、制動距離(ドライバーがブレーキを踏んでから停止するまでに自動車が進む距離)は延びる。ステアリング精度は下がり、高速走行時、安全に障害物を回避する確率が減少する。
同時に、タイヤ空気圧が適正以下の0.4バールにすると、走行距離は約3分の1減少する。
(画像はプレスリリースより)

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