音声認識機能で自然な会話を実現
コンチネンタルは7月18日、車内でドライバーと会話できるスマートボイスアシスタントの開発について発表。余計な操作を必要とせずに、自然な会話で知りたい情報を取得できるシステムだ。
ドライバーごとに適応できる
同社が開発しているスマートボイスアシスタントは、クラウドベースの音声起動デジタルコンパニオンと音声認識を組み合わせたハイブリッドソリューション。
独自のアルゴリズムと自然言語処理、ワンフレーズで複数の質問を理解する能力、学び続ける能力などを備え、車両のドライバーごとに適応できるコミュニケーションを実現する。それぞれがパーソナライズされたアシスタントを車内に搭載するイメージだ。
システム連携で場所にとらわれず活用
これによりドライバーはスイッチやボタンなどの操作に気を取られることなく、運転に集中できる。またナビゲーションシステムと連携し、近くの無料駐車場を探す、レストランに立ち寄るなどの行動に対しても情報処理を行い、目的地を理解する。
もう1つの利点は、新しい音声起動アシスタントを他のプロバイダと連携させることができる点だ。例えばマンションから、オフィスからなどでもシステムをシームレスに利用することができる。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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