統合カメラによる適切なソリューション
8月13日、コンチネンタルは、自動運転に向けて外向きフロントカメラと内向き赤外線車内カメラを統合すると発表した。
新たなソリューションである「Road AND Driver camera」は、運転席に座るドライバーや前方の交通状況を監視しつつ、自動運転における運転責任を負うべき対象(ドライバーあるいはシステム)を判断する。
2021年の連続生産を目指して
自動運転では、自律運転から人間の運転に至るまで、安全な輸送は大きな課題である。安全な自動運転の実現には、交通状況を含む環境、他の道路利用者の行動、ドライバーの身体的状態・調子など全体的な条件への対応が求められる。
それゆえ、車内カメラを介して周囲環境に関する情報を提供し、周囲環境に適合した安全な自動運転ができる。
新たなシステムでは、カメラの統合によりドライバーと車両に相互作用が働く。自動運転から人間の運転に切り替わる場合、明確かつ明瞭な基準に従って警告が示される。また、車両のフロントガラスの後ろ、バックミラー・ルームミラー上方に取り付けられる。モジュラーソリューションにより、限られたスペースでも取り付け可能である。
赤外線車内カメラは、ドライバーおよび乗車者に対して重要な情報を提供する。人工知能(AI)により、特別なアルゴリズムは常時、安全システムに適合できる。カメラシステムのポートフォリオ拡大によって、機能・性能の追加といった多様な選択肢を提供し、顧客ニーズは満たされる。
(画像はプレスリリースより)

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