革新的な冷暖房・換気ソリューション
8月15日、エバスペヒャーは、世界最大規模のバス関連展示会「Bus World 2019」(10月18~23日、ベルギー・ブリュッセルで開催)にて、サイズ・ドライブタイプ別のバス用冷暖房・換気ソリューションを出展すると発表した。
ハイブリッド・電気バス向け電熱管理システム「AC 136 HP CO2」 、ミニバス・ミディバス向けエアヒーター 「Airtronic L3 Commercial」、大型バス向け強力余熱器「Hydronic L3」 が展示される。
環境への配慮
「AC 136 HP CO2」 は、電子制御の空調装置であり、ルーフに設置される。ハイブリッドおよび電気バス向けの環境に配慮した冷暖房ソリューションとなる。2021年からの販売を予定している。
また、二酸化炭素(CO2)を自然冷媒し、特に低い外界温度では、化学的な冷媒と比べ、ヒートポンプの性能運転が高まる。可逆式冷媒サイクルとなり、バスに付加的エネルギーを課すことなく、冷暖房機能を最適化できる。
「Airtronic L3 Commercial」は、第三世代エアヒーター「Airtronic(エアトロニック)」になる。「Bus World 2019」では、2020年秋から販売開始されるミニバス・ミディバス向けディーゼル用エアヒーターが展示される。
小さなスペースに搭載でき、全熱出力は6kWtである。運転音は静かで、静音性に優れ、高度5500メートルまではバーナー操作の自動調整が可能となる。
さらに、大型バス向けの「Hydronic L3」 は2021年より販売開始予定とされるが、熱出力は16kWから35kWまで増す。従来の製品と比べ、小型化し、多様な気候に対応できる。
(画像はプレスリリースより)

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