工場従業員の姿勢や動きを改善
フォルシアは、3D骨格追跡を専門とするフランスの新興企業Moovency社への投資を発表した。
フランスのレンヌに拠点を置くMoovency社は、産業環境での使用や、生産性の向上や筋骨格系疾患の防止などの用途で、リアルタイムの3D骨格追跡技術を提供している。
Moovency社のKIMEA技術により、フォルシアは、人間工学に基づいたリスク評価を迅速かつ正確に実行するとともに、作業場における従業員の姿勢や動きを改善し、長時間労働で発症する筋骨格系の問題を軽減する。
生産性の向上や筋骨格系疾患の防止
フォルシア、健康・安全・環境担当のディレクターであるHans Nicolaisen博士は、次のようにコメントした。
「数年で、Moovency社は、フォルシアの工場において、従業員の健康と安全を強化する堅牢なソリューションを開発する。我が社の工場で人間工学的リスクを低減する新しいデジタルソリューションを提供するために、Moovency社との連携を深めることを楽しみにしている。」(プレスリリースより引用)
Moovency社の創立者兼CEOであるPierre Plantard博士は、フォルシアのような投資家を持つことは重要なマイルストーンであり、同社のソリューションの品質が認められたとの認識を示し、次のように述べた。
「これは、フォルシアの工場にKIMEAテクノロジーを使用するという今後のパートナーシップに対する強力な取り組みでもある。この資金調達により我々の開発を加速することができ、新しい才能を雇用して、フォルシアのような顧客の特別なニーズに対して我が社のテクノロジーを適応させることが可能になる。」(プレスリリースより引用)
この投資はFaurecia Venturesによって行われる。Faurecia Venturesは、持続可能なモビリティと将来のコックピットに関するテクノロジーを持つ新興企業を特定し、投資および育成することによって、フォルシアのイノベーション戦略を推進する。
(画像はプレスリリースより)

Faurecia Press Releases
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