ZF、商用車向けプラスチック製カバー付きショックアブソーバーを発売

ZF Friedrichshafenのアフターマーケット部門は、商用車に向けた、Sachsブランドのプラスチック製カバー付きショックアブソーバーを発売した。

他のSachsスペアパーツと同様に、このショックアブソーバーは特に耐久性があり、そのため、ダンパーの耐用年数もさらに延長される。

輸送の安全は、特に壊れやすい荷物を輸送する商用車運用会社にとって、最優先事項である。ショックアブソーバーは、安全関連のスペアパーツとして、スプリングとともに、ホイールサスペンションとシャーシの間の連結リンクを形成している。

そして、シャーシスプリングの振動を低減し、減速させ、最適な路面接触を保証する。

Sachsの商用車用ショックアブソーバーは、最大の輸送安全性を提供しながら、最適な運転快適性を提供し、車両とドライバーを効果的に和らげる。

ZFアフターマーケットが独立系アフターマーケット向けに発売したプラスチックカバー付きのショックアブソーバーは、プラスチック製保護チューブ付きのデザインにより、従来の金属製保護チューブ付き製品よりも様々な利点がある。

まず、湿気や道路の塩分など、腐食性の影響に対して強い耐性がある。そして、カバーに金属ではなくプラスチックを使用することで、ショックアブソーバー自体の重量が削減され、最終的に軽量化という重要点に貢献する。

プラスチック製ダストカバー付きショックアブソーバーの取り付け方法は、金属製カバー付きのショックアブソーバーと同じである。つまり、ショックアブソーバー取り付け用部品であるピンジョイントとショックアブソーバーベアリングを正しく配置しなければならない。

また、ショックアブソーバーの取り付け、ステアリング、ゴムと金属のパーツは、あらゆる検査で確認されなければならない。

そして、リングジョイントの固定ボルトに軽くグリースを塗ることが推奨されるが、ゴムと金属のパーツにはグリースが付かないようにする。

プラスチック製ダストカバー付きのショックアブソーバーを取り付ける際に絶対に避けるべきことは、保護チューブ自体のカウンターホールドすることである。これは適切な専門家が行う取り付けには必要ない。

商用車用のショックアブソーバーは、通常25万キロメートル以上走行した後、必要に応じて点検および交換する必要があり、また周囲のコンポーネントも専門的な検査を受けることが望ましい。

このようにして、ショックアブソーバーの近くにある欠陥のあるコンポーネントを適切なタイミングで検出し、コストのかかるダウンタイムを回避できる。

（画像はプレスリリースより）




ZF Friedrichshafen Press Releases
https://press.zf.com/press/en/releases/release_17548.html