アジア太平洋地域では2021年に生産を開始する予定
日立オートモティブシステムズ株式会社(以下、日立オートモティブシステムズ)が、新型自動パーキングブレーキをヨーロッパ市場などに投入したと、10月7日に発表している。
新型自動パーキングブレーキは、ピックアップトラックやバン、SUVや小型商用車向けに過酷な環境下でも優れた耐久性を発揮するように設計されており、9月にはヨーロッパ市場に、10月には北アメリカ市場に投入、各市場の新型車に搭載された。
また、日立オートモティブシステムズによれば、2021年にアジア太平洋地域で生産を開始する予定だとしている。
世界第3位の自動パーキングブレーキ・サプライヤーに
パーキングブレーキの世界市場において、自動パーキングブレーキは全体の25%以上の割合を占めていることが分かっており、その中でも、日立オートモティブシステムズは世界第3位のサプライヤーとなっている。
同社の新型パーキングブレーキ・システムは、総重量が3.5トン以下の小型商用車などといった定格車両に適しており、ドラムインハットなどといったシステムと比べて、重量を6.6ポンド以上も削減が可能だ。
(画像はプレスリリースより)

日立オートモティブシステムズ株式会社 プレスリリース
http://www.hitachi.com/New/cnews/month/2020/10/201007.html